文部科学省、神奈川県、藤沢市の施策をうけ、「共生社会の実現をめざす誰一人取り残さないまち」(インクルーシブ藤沢)を実現するため、メタバースの技術を活用。
藤沢市、支援学校、福祉事業所、大学などと連携して、また、地域の学生の協力も仰ぎ、障害者の社会参加の促進、生涯学習や余暇支援の実現、および、市民の障害者理解を目指していきます。
事業の趣旨・目的
・障害者の生涯学習や余暇にメタバースという選択肢を増やし、学校卒業前からの学びの中に取り入れていく
・障害者の社会参加促進につなげる
・障害者本人、保護者、障害児、障害者に関わる学校教員、市民にメタバースについて知ってもらい、有効な活用方法を共に考える
・市民の障害理解を促す
実施内容
1. 交流会の開催
【知る】 先行事例を知る 北海道稲生会のメタバース交流会について
【聞く】 障害当事者だけでメタバースコミュニティを運営する方法
【発展①】障害当事者によるパターンランゲージワークショップとメタバースワールドの紹介
【発展②】余暇に取り組む福祉事業所の話とメタバース交流やおしゃべりかい(学生メタバースボランティアが進行)
2. 連携協議会の設置
(議題案)
・障害者の生涯学習や余暇について現状の把握
・メタバース体験会
・当事者や当事者父母会から意見やアイディアを聞く
3. ボランティア育成
・メタバース内で交流を活発にする盛り上げ役
・障害者、障害児と一緒に交流会を企画する
4. 成果の普及
・報告会の開催
5. 共生コンファレンスの開催 @メタバース
※その他、福祉事業所向けのVRゴーグル体験会(7月)や、藤沢市民まつりにおける「Fujisawaメタパラダイス of Arts スピンオフ」(9月)などを主催。
事業終了後の目指す方向性
・メタバースで障害者の可能性が広がることを実証し支援学校や福祉事業所での活用を広げる
・地域での障害者理解が進み、実生活での行動変容につながる
・障害者と健常者がそれぞれの優勢的な部分がカバーし合う社会へと価値観の変化が起こる